こんにちは!広報の鈴木です。今回は現在Gunosyで活躍中の社員の一日に密着し、その暮らしぶりや働き方を紹介したいと思います。記念すべき第一回目にご登場いただくのは先日の第11期締め会で「百年クオリティ」AWARDに輝いたエンジニアの大竹さん。Gunosyでも1、2を争うインプット量を誇る大竹さんは果たしてどのような毎日を送っているでしょうか。さっそくカメラとマイクを向けてみました。
【profile】
大竹さん/テクノロジー本部データサイエンス部 Media MLチーム
東北大学情報科学研究科では自然言語処理を研究。物語やそれを含むコンテンツを世の中の人に届けたいという想いから、2021年新卒としてGunosyに入社。趣味は読書で好きな作家は村上春樹。Gunosyきってのハルキストであると同時に柔道黒帯という意外な側面も。
08:00 起床
朝はかなり弱いタイプです。リモートの場合は8:30ぐらいまでベッドの中にいることも。起きてすぐにやるのは読書。寝る前まで読んでいた本の続きを読みます。まどろみから醒めたところで観葉植物に水やりしたのち出勤準備に勤しみます。毎朝コーヒーを淹れるのがルーティン。一方、朝ごはんは簡単に済ませます。
09:50 出社
リモートでも出社でも業務開始はだいたい10時です。通勤電車の中では読書か、ネットニュースのチェックを。もちろんグノシーアプリを利用します。午前中は集中力が高まるので割と大事な実験を回したり、コードを書いたり。前日の残務をきっちり片付けるのにもピッタリですね。
12:00 ランチ
ミーティングや勉強会などが13時スタートというケースが多いのでお昼は12時から。チームの仲間と声をかけあって、近くのお魚が美味しい定食屋に行ったりします。リモートだと家の近くにランチの名店がたくさんあるので困りません。逆にどこにしようか迷うぐらいです。作業したくて時間がないときは自宅でサクッとパスタを茹でて済ませることも。
13:00 ミーティングや勉強会など
プロジェクトの進捗報告をはじめとする各種ミーティングで午後の業務がスタート。勉強会も盛んで『GunosyDM』と呼ばれる技術系の論文を共有する会や名著を参加者みんなで読む読書会、LT(ライトニングトーク)会など、質的にも量的にも充実したインプットの機会があるんです。また自分が発表者となることも多く、定期的なアウトプットの機会にもなっています。
写真は自宅のリモートワーク環境です。いつもより綺麗にして撮影しました(笑)
15:00 午後の業務
自分がメインで受け持っているプロジェクトのコードを書いたり実験結果をまとめたりすることに加え、他のチームメンバーが書いたコードのレビューなども行います。また自分がチームメンバーと一緒に受け持っている他のプロジェクト進捗をチェックしてコメントしたり、協力企業の方とのやりとりも。社内外問わずコミュニケーションが重要な仕事が増えてきているなと実感しています。
私のメインミッションはグノシーアプリにおける新規ユーザーの継続率改善をはじめ、アルゴリズムを用いた実験を重ねてより良いアプリに改善していくことにあります。加えてチームで進めているプロジェクトのディレクションですね。最近では結構複雑なことを手掛けていて、純粋に考えることが以前の数倍に。とにかくユーザーにとってどんなニュースをどうやって届けるのがベストか、を一つずつ調整しています。
19:00 終業
最近はちょっと遅くなりがちで19時半から20時近くまでやっちゃうこともあるんですが…出社の場合、特に金曜日はオフィス共用スペースにビールサーバーが用意されるのでできるだけ早めに切り上げてビール飲みにいっちゃいます。
リモートの場合だとなかなか切り替えがうまくいかないのですが、基本的にお腹が空いたら必ず仕事を終えるようにしています。と、いうのも料理が好きで、夕飯はしっかりと美味しいものを自分でつくる派だから。食材にもこだわっていてスーパーよりも商店街の八百屋さんや魚屋さんで仕入れます。これまでで一番時間がかかったのはラザニア。パスタ茹でつつソースも2種類つくったり。手間暇かけた分、美味しかったですけどね。
21:00 余暇
お酒を飲みながら夕食をゆっくり楽しんだ後は、趣味の読書。最近は元々好きだった小説に加えて、技術書や社会科学系の本にも手をのばすようになりました。あと、仕事とは関係ない個人プロジェクトをいくつも動かしていて、たくさんある社内課題も念頭にGPT-4を使ったプログラムを書いて動かしてみたり、機械学習のモデルを作ってどの程度問題が解けるのか実験してみたり、気になる論文を読んでみたり…ってよく考えると仕事とあんまり変わりないですね(笑)。とにかく業務時間内にメインで取り組んでいる業務からやや離れたところでやってみたいこと、面白そうなことにトライしています。
暮らしの中で大切にしていること
生活の中で大事にしているのは、食事ですね。QOLに直結しますから、なるべく美味しいものを、と心がけています。あとはお休みの日の話になるんですが、いろんなものを見に行くこと。趣味が読書なのでともすれば引きこもりがちなんですが、そうならないようにアクティブに出かけています。美術館や水族館などを見て回るのが好きなんですよね。
写真は先日ふらっと旅した下田の海です。
仕事の上で大切にしていること
なるべく無駄なことをしないよう心がけています。その作業は本当にやる必要があるのか、一度立ち止まって考える。できるだけ先を予測して意味のあることだけに取り組む。全てを爆速で最短でできるタイプではないので、無駄のないよう厳選した上で時間をかけて丁寧に仕事するよう意識しています。
その一方で思いついたことはフットワーク軽く試してみるのも重要です。これまでは「こうしたらうまくいくかもしれない」「こんなことができたら面白いんじゃないか」といったアイディアを思いついても、純粋な手間や予測できる困難さを想像して実際には着手しないことが多かったのですが、最近、やってみたら意外とうまくいくことや成功へのシーズが見つかることが多くて。さっきの話の逆説的ですが思いつきが面白そうならとりあえず手を動かすようにしています。
取材後記
インドア派と思いきや旅行好きだったり、プログラミングの敵ですねと言いつつキッチンドリンカーを自称したり。絶妙なバランス感覚でワークとライフを楽しんでいる大竹さん。
その丁寧な暮らしぶり、仕事ぶりが今回の「百年クオリティ」AWARDに結びついたのだと思いました。貴重なプライベートのお写真までご提供くださりありがとうございました!
関連リンク
Gunosyエンジニアによるブログです。