Gunosy イベント 画像

こんにちは、広報鈴木です。今回は去る6月17日に行われた、株式会社ログラス主催のコーポレート部門向けイベントをレポートします。題して『意思決定の質を格段に上げた経営企画の裏話』。主に経営企画や管理部門業務に就くビジネスパーソンを対象に25名限定で開催されました。

Gunosy イベント 登壇者 紹介

こちらのイベントですがGunosyからは執行役員CFOの岩瀬さんとCEO室長の岡村さんが登壇されました。

◎執行役員CFO/岩瀬 辰幸さん

大学在学中に公認会計士資格取得。新卒として株式会社三菱UFJ銀行に入社。その後デロイト・トーマツ・コンサルティング合同会社で日系大手企業の事業戦略立案PJなどに関与。PwCあらた有限責任監査法人を経て2019年、株式会社Gunosyに入社。

◎CEO室長/岡村 高之さん

大学卒業後、エン・ジャパン株式会社にてキャリアをスタートさせる。営業として経験を積んだのち、経営企画に異動。その後、Supershipホールディングス株式会社、株式会社メドレーにて予算策定や管理会計、事業戦略、IPO準備、M&Aなど幅広い領域のコーポレート業務を経験する。2019年株式会社Gunosy入社。

経営管理や予実管理、また経営の意思決定プロセスといった話題は普段なかなか社外に開示されることがありません。そのためどうしても改善点を見出しにくかったり、自社の伸び代に気づきにくいという側面があります。

そんな中、経営管理クラウドサービス『ログラス』を展開する株式会社ログラスでは高いレベルで経営管理や経営意思決定を行なっている企業を厳選してイベントセミナーを企画。今回、Gunosyがその一社として選ばれたという経緯があります。

セミナーは岩瀬さん、岡村さんの自己紹介から始まり会社概要、沿革、事業内容、グループ全体の組織図、さらに開示資料より今後の方針や目標などの説明が行われました。

会場の参加者のみなさんもこの時点でGunosyの全体像を朧げながらも掴んでいただけたのではないでしょうか。

Gunosy 「意思決定の質」を格段に上げた経営企画の裏話 イベント 投影資料

さて、本編ですが「Gunosyの管理会計の変遷」としてお二人が入社した2019年から2022年までの軌跡を追っていきます。

実は2019年当時は会社全体として短期数字とKPIを追い求める傾向が強かったのですが、グノシーが長く社会に価値を提供できるメディアとなり、中長期での成長化を最大化するために、メディアとして社会のインフラを目指すように方針を転換。中長期での価値づくりに注力する体制に変容しています。またLLM(大規模言語モデル)をベースとしてGunosyAI(仮称)の開発など新規事業の開拓にも積極的な姿勢で臨んでいます。

その裏側ではどんな変革があったのか、見ていきましょう。

Gunosy イベント 経営企画

2019年の時点では管理会計は未導入。プロダクト別の採算管理が売上・粗利の観点まででしかできておらず、経営意思決定・適切な管理の観点で課題があったことから、部門別の管理会計の仕組みづくりに着手し、各事業の責任者が営業損益ベースで振り返りができる体制の構築に着手します。

2021年にはツールこそ未導入でしたが管理会計の導入が進み、経営企画チームとともに部ごとの管理に着手。また配賦ロジックも実装し、かなり細かいところまで見られるようになりました。

ただ管理会計を導入したものの課題は山積。予算や見込、管理会計がシームレスにつながっていないなど、効率の面で改善すべき点がたくさんありました。

そしていよいよ2022年、経営管理クラウドサービス『ログラス』を導入します。会計ソフト連携がスムーズで、スプレッドシートからも簡単に実績を取り込むことができました。

『ログラス』導入により人為的ミス発生が大幅に減少。視覚化が進んだことで属人性も薄まり、予算策定などの効率化も大きく前進しました。

イベントのタイトルにもある『意思決定の質を格段に上げた』についても事実です。2019年の時点では予算をさまざまな角度から検討する時間も余裕もありませんでした。しかし今年はオペレーション負荷削減から予算を多角的な視点で検討できるように。

経営会議に予算を持って行く時も経営層から見た時の不安点をあらかじめ潰しておくなど、この半年でかなりブラッシュアップされたと認識しています。

Gunosy イベント 経営企画

今後の取り組みについて岩瀬さんは

・明細レベルで予実対比ができること

・KPIも入れてそのまま予算会議で使用

・他システムとの更なる連携による自動化

を目指していきたいと期待に満ちた口調で語っていました。

これからも進化を続けるGunosyの経営企画にご注目ください。

■ ■ ■

イベントはその後、質疑応答や懇親会へと進み、その中では『裏話』も赤裸々に語られるなど会場も大いに湧きました。さすがにここでは伏せさせていただきますので、興味のある経営管理や管理業務に携わる方はぜひお声がけください。

最後に、Gunosyでは再成長に向けて時価総額1000億を目指すとともに新規事業にもドライブをかけていきます。より複雑で難易度の高い経営課題に対応するため、経営企画マネージャーを絶賛募集中。事業も組織もグロースさせていく醍醐味を味わえるフェーズなので腕の覚えのある方、チャレンジ意欲旺盛な方からのご応募をお待ちしています!

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投稿者 OjimaRyo