こんにちは、広報の鈴木です。突然ですがみなさん『アドベントカレンダー』というイベントをご存知ですか?一般的なイベントはさておき、ブログでもイベント化しているとは、私は知りませんでした(ごめんなさい!)。
アドベントカレンダーとは12月1日からクリスマス当日までの24日間をカウントダウンする、期間限定の特別なカレンダーのこと。これに倣ってエンジニアやスタートアップの世界を中心に、この風習に習って12月1日から25日まで1日に1つ、みんなで記事を投稿していくというイベントが行われているんです。
このアドベントカレンダー、Gunosyエンジニアのブログ「Gunosyテックブログ」でも取り組んでいるとのこと。であればと、せっかくの機会なのでいろいろ調べてみました!
はじまりは2014年から
Gunosyエンジニアの手によるアドベントカレンダー、そのはじまりは2014年でした。最初はQiitaで、2020年からはAdventarを利用しています。
アドベントカレンダーをはじめたきっかけ、というよりもテックブログをはじめたきっかけとも言えるのですが、背景にあるのはGunosyのエンジニアチームがどんなことをしているのかを社外の人たちにも知ってもらおう!というもの。
Gunosyでテックブログがスタートした頃にはすでにアドベントカレンダーはWeb界隈ではポピュラーだったのかな?と思いWikipedia先生に聞いてみたら…
「2010年の時点ではプログラミング言語に関するアドベントカレンダーが多く、その数は数十程度であった」(Wikipediaより引用)
と、あるのでおそらく2000年代後半あたりからぽつりぽつりとはじまっていたのではないか、と想像できますね。
とにかくGunosyのエンジニアチームはテックブログを使って情報発信をはじめました。その中において特にイベント色の強いアドベントカレンダー。ふだんあまりブログを書かない人もお祭り的な雰囲気にのって参加してくれる事が多いのだそうです。
運営側としても「ブログを書いてね」と依頼するより「アドベントカレンダーやります!」と声がけしたほうが積極的に手が挙がるそうです。順番だからと書くよりも自発的なほうが筆が進むのですね(同意)。
編集方針と運用ルール
アドベントカレンダーも普段のテックブログ同様、メインのテーマは業務で取り組むことになります。ここに自宅の作業環境や開発合宿などの周辺ネタがはさまる感じですね。逆にエンジニアブログによくある、最新の技術の紹介や解説系の記事はあまり見当たりません。そのあたりを思い切ってCTOの小出さんに聞いてみました!
「以前のグノシルのインタビューでもお話した通り、私たちは流行りものの技術に飛びつくのではなく、目の前の課題を解決する上で有効な技術を選定することを良しとしています。場合によってはそれが古い技術かもしれなくても、です」(小出さん)
Gunosyのテックブログでは業務の中で何を課題だと捉えて、どういったアプローチで上手くいったか、あるいは上手くいかなかったかについて書いてほしい、という編集方針になっているのですね。
ちなみに編集長的なポジションは特に置いておらず、エンジニア同士で相互にレビューして簡単な文字校正や、技術的に正しいかどうかをチェックする程度だそうです。大きなプロジェクトがあったときなどは数人のメンバーで担当を決めて連載形式になることも。
ところで、実は2016年だけアドベントカレンダーが未開催です。小出さんによるとその頃、ブログを書く文化が途絶えかけていたのだそう。そのときはテコ入れのためにスケジュールとテーマをがっちり組んでローテーションで回す、といった仕組み化に力をいれたんですって。
その効果もあってか、いまではすっかり自発的にブログを書く習慣となり、特に募集しなくても月に2~3本は記事ができるのだそうです。今年のアドベントカレンダーも25枠あるうち、スタートを前に空きは3枠を残すのみ。すっかり現場の皆様主体で運用できるようになりました。まさに制度が風土になったのですね。
あらかじめこういうことがわかっていると、ますますテックブログを読むのが楽しくなりますね!
採用でもテックブログは威力を発揮
テックブログの効果はエンジニア採用の現場でもあらわれます。カジュアル面談でどんなところに興味を?と聞くと「テックブログ見ました!」と言われることも多いらしいです。さらに面談する側も候補者さんから「これってどういう技術使ってるんですか?」と質問された際に「過去に誰かが書いていたな」と、記事を引っ張ってきて資料代わりに説明することも。
採用ブランディング効果だけでなく、コミュニケーションツールとしても活用されているのですね。
そういった意味でもこれからもGunosyエンジニアはブログ執筆に一定のリソースを割いていくのですが、執筆者たちにとってのモチベーションのひとつが、「年間を通してのブログでの活躍ぶりを表彰する機会がある」こと。
毎年1月に前年の実績を集計して発表するので、ちょうどタイミング的に12月のアドベントカレンダーが最後のひと押しになりえたりするそうです。ある人は執筆本数の上乗せに、またある人は、はてぶ数やシェアされる数を狙うラストチャンスとして。
これもまたテックブログウオッチャーからすると注目ポイントのひとつになりますよね。ちなみに小出さんいわく、アドベントカレンダーを始めるよ、とインフォメーションするときに「今年のネタは今年のうちに!」というキャッチフレーズを添えているそうです。なかなか名言だと思いませんか?
こういったエンジニアが発信する場があることを、小出さんはとてもポジティブに捉えていらっしゃいます。
「みんなどんどん外に向けて発信してほしい。採用の場面でも役に立つし、何より社外の人たちからGunosyって技術頑張ってるな、と思ってもらえることはプラス以外の何ものでもありません。外の世界に出たとき、ああGunosyなんですね!と一目置かれるのはエンジニアのセルフブランディングにも有益ですしね。エンジニアのみんなにはぜひこれからも積極的に書いてほしいですね」(小出さん)
さまざまな社外カンファレンスや勉強会、各種イベントで登壇し、発表する機会も多いGunosyエンジニアチームのみなさんですが、これからも一層情報発信に力を入れていただけると広報としてもうれしいな、とひそかに思う鈴木なのでした。
最後に2022年のアドベントカレンダーにおけるおすすめ記事をご紹介して終わります。
今年の記事もぜひお読みくださいね!
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