こんにちは、採用広報のやざわです。

近年、ビジネスにおけるデータ活用の幅が広がる中、新たな成長の担い手となる、データサイエンス人材の育成が、さまざまな教育機関において取り組まれています。

Gunosyでは、この度、インターネットビジネス業界の成長と人材育成支援を目的に、早稲田大学の学生を対象とした、2科目の寄附講座を開講いたしました。

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今回は4月11日、大学院基幹理工学研究科設置科目「株式会社Gunosy 寄附講座インターネットサービスにおけるデータ分析と機械学習」(春学期/全15回)の初回講義の様子をお伝えします。

講師を務める関より、本講義の目的と、Gunosyが行うデータ活用の説明がされました。今、アジェンダとなっております。

講義内容

1Gunosyのデータ分析の考え方
2Gunosyの歴史
3データ分析は技術や手法だけではない
4講義を通して身につけてほしい考え方

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【講師紹介】関 喜史さん / Gunosy 共同創業者 技術戦略室

※関さんの関連記事はこちらから

1.Gunosyのデータ分析の考え方

Gunosyが持つプロダクト開発においてのデータ分析についてご説明しました。
このテーマは、資料と共にご紹介いたします。

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最近のトレンドとなっている「プロダクト開発は作って終わりではない」という言葉は、サービスの成長スピードにおいてとても重要です。Gunosyでも同じ考えのもと、プロダクト開発のための実験サイクルに取り組んでいます。

講師である関からも、以下の内容でお話しました。

“ サービスの開発者や企画者が好きなものが決して、良いサービスを生み出すわけではありません。そのため、①いくつかの仮設を立てること、②仮説の成否を判断するために明確な評価水準を決めて行う計測、③間違っていた場合のリスクも考えたうえで行う検証。この3つをGunosyでは常に繰り返し行っています。 ”

2. Gunosyの歴史

メール配信サービスを行っていた創業期、あなたにあったニュースに限界が出た拡大期・マスメディア化と再パーソナライズでサービス成長を遂げた現在。多くのユーザーに使っていただくために行われてきた、Gunosyの推薦システムの変化をお話いたしました。

3.データ分析は技術や手法だけではない

将来、就職をする受講生のためにもGunosyが行うデータ経営や、意思決定のための分析など、開発やアルゴリズムだけではないデータ分析の活用術をお伝えしました。

4.講義を通して身につけてほしい考え方

最後は、これまでの総まとめも含め、データ分析の未来をお話しました。

“ 受講されている皆さんの中には、将来、データ分析の強い企業に就職をしたい方、研究を続けたい方など、さまざまな考えを持たれていると思います。データ分析者は施策立案者にも意思決定者にもなれる存在です。講義の中で実践も踏まえ、ぜひ将来の知識として学んでください。 ”

と、関からの最後の言葉で講義は締めくくりました。

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今後は、データの読み方やSQLについてなどより実務的な講義を予定しています。Gunosiruでも、また寄附講座の様子を更新いたしますので、どうぞお楽しみに。秋期から開始となる、ビジネス向けの講座についてもご紹介予定です。

寄附講座概要

科目名:株式会社Gunosy寄附講座 インターネットサービスにおけるデータ分析と機械学習
開催期間:2019年4月11日~(全15回)
開催場所:早稲田大学
※秋期にはビジネス向けの寄附講座(早稲田大学グローバルエデュケーションセンター設置科目「Gunosy寄附講座インターネットビジネス企業におけるキャリアデザイン」/秋クォーター/全8回)も予定しております。

Gunosyでは、一緒に働くメンバーを募集中です!ご興味がある方は、下記リンクよりご応募ください。お待ちしております。

投稿者 gunosiru

株式会社Gunosyの人事部、広報、役員秘書、ライターから編成されたGUNOSIRU制作チームです。