はたらくを知り、Gunosyを知る。

『エンジニア×営業』の働きかた~お互いの本音聞かせてください

今回のGunosiruでは、共にGunosyのアドテク事業を支えるエンジニアと営業の3名にインタビューしました。

こんにちは、採用広報の市村です。突然ですが、皆さんは「エンジニアと営業って、働き方や考え方が違って大変なのでは?」と思われたことはありませんか?そこで今回のGunosiruでは、共にGunosyのアドテク事業を支えるエンジニアと営業の3名にインタビュー。年齢やポジションは違えど、それぞれの「違い」を尊重し、本音でぶつかり合うから、信頼が生まれる。エンジニアの方も営業の方も、ぜひ、ご覧ください。f:id:gunosy_media:20180711152213j:plain

サンドバーグさん(写真左/エンジニア)

2014年、Gunosyでインターンをスタートし、その年に新卒入社。営業を経て、入社2年目でエンジニアへ転身。現在は開発本部 広告技術部アドネットワークチーム所属。使用言語はRuby、Go。

内山さん(写真中央/営業)

 2014年入社。Gunosy入社前は主にメディアコンサルタントなどを経験。入社後は大手代理店向けの広告営業を行い、現在はパートナーソリューションズ本部 アドテク事業部の事業責任者、副部長。

淵脇さん(写真右/エンジニア)

 2015年入社。これまで、大手銀行、大手外資系企業の開発プロジェクトを経験。現在は開発本部 広告技術部 アドネットワークチームの責任者、副部長。使用言語はRuby。 

-まずは、Gunosyに入社したきっかけを教えてください

サンドバーグ:僕は学生時代、知人からGunosy社員の紹介を受け、何度か会社を訪問したことがありました。その際、ITベンチャー企業に興味があったこともあって、インターンをさせてもらえないかと社員に直談判したところ、なんと受入れてもらえることに。そこでマーケや営業を経験していくうちに、段々エンジニアリングに興味がでてきて、広告運用の管理画面等を自分でつくったり、当時手動で行っていた運用業務の自動化システムをつくったりするようになりました。独学で開発したので、正直なところ決して良い出来とはいえませんでしたが、それがきっかけで「興味があるならエンジニアになってみたら」と声をかけられました。未経験でエンジニアになれるとは思ってなかったので、驚きつつも嬉しくて!そこからエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。

内山:僕は、これまでのキャリアの中でずっとアドネットワーク事業に携わってきていて、今後規模が拡大していきそうなメディアの会社で働いてみたいと思い、Gunosyへ入社しました。入社後2年半は、アカウントエグゼクティブとしてGunosy Ads*1の営業を経験し、その後会社の注力事業となったアドテク事業部へ異動しました。現在はそこで事業責任者を務めています。

淵脇:僕はSIerとして働いていましたが、BtoCのビジネスモデル、かつ自社サービスの開発、運用をしている企業で働きたいと思ってGunosyに入社しました。転職を決めた当時は40歳で、SIerとして他の企業からオファーをもらってもいましたが、新しいことに挑戦するなら今しかないと思って決断しました。それまでは官公庁のWebアプリケーションや、民間企業の倉庫システムなどを開発していたので、アドテク事業に携わるのは初めて。最初はCTRやクリエイティブなど、基礎的な用語も知らない状態でした。

内山:確かに!そうですよね。当時会議の後、「これってどういう意味ですか?」ってサンドバーグに聞いたりしていて、すごい腰が低い人だなぁと思ってました(笑)。

「一緒につくっていく」本音のディスカッションで妥協しないものづくり

-3名はどのような業務の部分で関わり合うのでしょうか

内山:僕たちはともにアドテク事業に携わっていて、その業務の中で使用するシステムを、アドネットワークチームのエンジニアが開発してくれます。僕は営業サイドの事業責任者として、営業メンバーから吸い上げた意見や、営業先である広告代理店やメディアパートナーからヒアリングして集約した意見をまとめて、「こういうシステムをつくってほしい」と、エンジニアチームの窓口である淵脇さんに相談する感じですね。

■アドテク事業部(内山さん所属)

Gunosy Network Ads*2の広告主獲得、運用、メディアパートナーの新規アライアンス獲得やマネタイズ支援を行っている部署。

■広告技術部アドネットワークチーム(淵脇さんサンドバーグさん所属)

Gunosy Network Adsに関する開発・運用・保守のすべてを行っている開発チーム。

-営業サイドは内山さんが窓口となって意見や要望を集約し、それを淵脇さんがエンジニアサイドの窓口として吸収するということですか?

淵脇:そうですね。誰が窓口かというのは明確化していて、基本営業サイドからの相談事項はすべて内山さんを通して僕に集まってきます。それを僕がサンちゃん(サンドバーグさん)をはじめとしたエンジニアメンバーに共有し、どういったものをつくるか議論して、メンバーたちが実際に開発していきます。

サンドバーグ:たとえば広告運用の方法をひとつとっても、営業メンバーそれぞれが「これがいい」と思う方法があって、それを一つひとつエンジニアが拾って開発することは非効率ですし、僕らのリソース的にも難しい。なので、ある程度営業サイドで意見を一本化してもらって、淵脇さんがそれを吸収する仕組みになっています。

内山:エンジニアサイドに何か相談するときは、営業サイドでも最低限の優先度付けや取捨選択をするように心がけています。メンバーから「こういうシステムがほしい」と言われたときは、「なぜそれが必要なのか?」を、とことんディスカッションして、代替できそうなものや、なくても問題ないものなどは一旦そこでリリースしますね。

淵脇:内山さんがそうやって濾過してくれた営業サイドの要望について、次は僕と内山さんが「なぜ必要か、本当に必要なのか」を改めてディスカッションします。そうやってインパクトの大きさや工数見合いを掛け合わせて、開発する優先度を決めていきます。それから、サンちゃんに「こういう風にしたいんだけどどう思う?」と相談するんですけど、ここでバトルが始まるんですよね…。自分が納得するまで決して首を縦に振らない男ですから(笑)。

サンドバーグ:そこもディスカッションと言ってください(笑)僕は淵脇さんに、たとえば「この機能は本当に必要ですか?こうしたほうがいいんじゃないですか?」と自分の意見をストレートにぶつけます。与えられたものを指示通りにつくるだけでは、本当に良いプロダクトは出来上がらない気がするんです。お互いに様々な意見を出し合って、全員が納得した状態で進めたほうが、より良いプロダクトができあがると思います。

淵脇:それは僕も同意見で、「一緒につくっていく」というスタンスを大事にしたいから、あえて開発要件が曖昧な状態で、サンちゃんと話し合うことにしているんですよね。言われたものをつくるだけでは作業者になってしまうし、彼はエンジニアとして知識も豊富で、オーナーシップをもってプロダクト開発に取り組んでいるので、様々な意見をぶつけてほしいと思っています。そういった議論をしているときは、お互い同じ目線というか、対等な立場で話ができていて、すごく良い関係性だなと思いますね。

サンドバーグ:淵脇さんは論理的に話をしてくれるので、建設的なディスカッションができますし、自分自身が納得いくまで対話を続けることができるので、まさに一緒につくりあげていく感覚がありますね。あとは何でも受け止めてくれるので自分も意見が言いやすいです(笑)。

内山:そうそう、そうだよね。僕と淵脇さんも、お互い全力だからたまにヒートアップしちゃう(笑)。

淵脇:「また始まったよ」って周りにニヤニヤされますけどね(笑)。やっぱり一緒につくってるって感覚が重要だと思うんですよね。

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それぞれの「違い」が、新しい価値を生み出す源

-エンジニアと営業、何か違いを感じることはありますか?

淵脇:何に喜びや達成感を感じるかじゃないですか?

内山:確かに。それは違うかもしれないですね。

淵脇:僕は「一緒に働いている人が喜んでくれること」が一番幸せなんです。だから内山さんにも、僕らが開発したシステムや機能で、少しでも効果がでたら喜んでほしい(笑)ただ、内山さんはちょっとやそっとのことじゃ喜ばないんですよ。目標がはるか彼方にある方なので…(笑)

内山:確かに(笑)。僕は営業なので、やっぱり目標の数字を達成できて、売上を上げることができたら嬉しいですね。ただやっぱり大幅達成じゃないと中々喜べなくて(笑)。サンちゃんは何が嬉しい?

サンドバーグ:僕は自分たちが開発したシステムや機能で何かしら効果が表れたときにすごく喜びを感じます。「目標を大幅達成しなかったら喜べない」という内山さんの意識は、あまりないのかもしれません。

内山:エンジニアサイドは、やはり自分たちが開発したものに満足してもらえることが、開発者として嬉しいはずですよね。僕もメディアパートナーから「この機能使いやすいね」とお褒めの言葉をいただいたときは、都度エンジニアメンバーに伝えるようにしています。
淵脇:それすごく嬉しいんですよね、言ってもらえると。ありがたいです。
内山:ただ、淵脇さんが特にそうですけど、最近はエンジニアサイドも売上についてより意識してくれているのが僕は嬉しいです。売上の増減について、何に起因しているのか真っ先に聞いてきてくれますよね。

サンドバーグ:確かに、特にアドネットワークチームのエンジニアは売上を気にしていますよね。Slack上で時間別の売上チャンネルもずっと見ているし、売上が上下したときは真っ先に各KPIとメディアを確認して、何がどう影響したのか把握するようにしていますよね。

淵脇:そうですね。さっきも言いましたが、やっぱり僕は「働いている人がどれだけ幸せか」が重要だから、内山さん含めた営業さんが幸せな状態って何かと考えたら、必然的に売上は気になるんですよ(笑)

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-目標の大幅達成がミッションである営業の内山さん、一緒に働くひとの幸せを願う淵脇さん、より良いプロダクトをつくりたいサンドバーグさん、それぞれが相乗効果を生んでいるんですね。この体制になったからこそ上手くいくようになったことってありますか?

内山:シンプルにエンジニアサイドとのコミュニケーションが増えて、悩みや要望を伝えられる機会が多くなりましたね。ただ、これは僕ら3人に限った話ではなく、全社的にそういった雰囲気になったと思います。以前は営業とエンジニアの間に壁があって、コミュニケーション不足だったこともありましたが、エンジニアサイドが「広告運用の業務や、営業メンバーが何に困っているのかがわからないからもっと知りたい」、「遠慮せずに要望をもっと言ってほしい」と言いに来てくれるようになったんです。それはとてもありがたくて、僕ら営業からしたら、「こんなこと聞いていいのかな」と躊躇してしまうケースも多かったけれど、いまは些細なことでも相談することができていると感じます。

サンドバーグ:営業サイドが今まで手動で何時間もかけていた作業を数分で終わらせられるような機能や、より売上に貢献できるような仕組みを開発して、業務のフォローをする、というのが僕らの役割だと思うので、お互い密にコミュニケーションをとるということはやはり大事ですよね。

淵脇:そうですね。エンジニアからしたら、話を聞いてみたら「そこにそんなに苦労してたの?!」というポイントが多くありました。僕たちが、そういった気づくべきことに気づけていないことがあったので、もっと理解したくて、色々と話しかけにいくようになりました。今はみんな気軽に相談してくれるようになったので、様々な改善ポイントに気づくことができるようになっていると思います。

-仕事をする上でお互いに意識していることはありますか?

淵脇:たとえどんなに小さなミスだとしても与える影響は大きいと、肝に銘じて業務に取り組んでいます。なぜなら、僕らエンジニアの些細なミスで、営業メンバーが汗水流してつくってくれた売上の何十万円を、一瞬で吹き飛ばしてしまうこともありえるからです。実際の営業ではないので、全てをわかっているという訳ではありませんが、売上を上げることがどれだけ大変かということは理解していますし、営業メンバーが重要視していることを、僕らも同様に重要視すべきだと考えています。

サンドバーグ:それはそうですね。ミスをしてしまったときは申し訳ない気持ちでいっぱいになります…。ただ、そこで後悔してもなかったことにはできないので、早急に対応して次は絶対同じミスをしないようにと、メンバー全員で事例を共有するようにしています。

内山:僕は、営業の工数削減のために、エンジニアが開発してくれた新しいシステムや機能を、リリースするだけで終わらせずしっかり浸透させることが重要だと思っています。どんなに便利で素晴らしい機能でも、何か新しいものを使うときは、往々にしてすんなりと使ってもらえる訳ではなく、導入当初はある程度の強制力や定期的に観測することが必要です。そこをしっかりとメンバーに促して、定着化できるようにコントロールすることが僕の責任だと思っています。

サンドバーグ:そうやって導入促進してもらえると、改善ポイントも見つかるし、作り手としてありがたいですよね。あと、内山さんはGithub*3も使ってくれていますよね。そこに営業サイドの要望や優先度を、わかりやすく書き込んでくれているので、自分たちで直接確認できて劇的に業務が進めやすくなりました。

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内山さんたちが共有しているGithubのタスク管理画面。営業サイドからの要望や、優先順位、タスクの進行状況などがひとめで確認できるようになっている。

淵脇:元々、内山さんと僕がやり取りするときは、内山さんがExcelに入力したものを、エンジニアメンバーと共有するために僕がGithubに移行し直すという作業をしていいてかなりの工数がかかっていました。効率的じゃないなと思って内山さんに相談したところ、「僕がそれを使えるようになりますよ」と提案してくれました!

内山:最近では、僕だけでなく他の営業メンバーもそれを使うようになりました。そういったツールひとつでも、なるべくお互いの業務効率があがったり、コミュニケーションが円滑になるものは取り入れるようにしています。今ではSQL*4も書けるようになりましたよ!

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-最後に、それぞれ今後取り組んでいきたいことや個人的な目標ってありますか?

内山:僕はヘッダービディング*5など、よりアドテクを勉強したいですね。ディスプレイ広告の時代からインフィード広告という流れでトレンドは変化してきているんですが、そのインフィードも落ち着いてきているので、今後は何が市場を席巻するのか?という部分に注目してキャッチアップしていきたいです。あとは、相手の立場をより理解して仕事がしたいので、エンジニアがやっている仕事をもっと勉強したいですね。実は元々エンジニア志望だったので、色々と知識を増やしていくのは楽しいです(笑)。

サンドバーグ:僕は、今もそうなんですが、より自分の意見を反映させたプロダクトづくりがしたいです。たとえばそのために、今後チームをもてるくらいまでになったりとか。淵脇さんに追いつけ追い越せという感じで。

淵脇:僕は、子供が「うちのお父さんこれ作ってるんだよ!」と自慢できるような仕事がしたいです!子供が「グノシー」をはじめとしたGunosyで開発しているアプリを使ってくれて、楽しんでくれたら嬉しいですね。

内山:あとはやっぱり、やりたいことの構想はまだまだあるけれど、正直メンバーが足りていないから、もっと増えてくれるといいですね。いまアドネットワークチームのエンジニアってメンバーだと3人しかいないもんね。2人はどんな人と働きたいですか?

サンドバーグ:そうですね…僕は「技術思考よりもプロダクト思考」の人と一緒に働きたいです。そして全員でディスカッションしながら、より良いものをつくっていきたい。 

淵脇:僕は、サンちゃんみたいにオーナーシップがあって、意見を全力でぶつけてきてくれる人と働きたいです。僕も全力で受け止めます(笑)!

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20、30、40代と年齢も立場も異なる3名ですが、このインタビューの最中も、常に笑いが絶えず盛り上がりをみせていました。「そういえばあれどうなった?」と、議論がスタートすることもしばしば。


以上で、今回のインタビューは終了です。

Gunosyでは、引き続き一緒に働くメンバーを募集中です!ぜひ下記リンクよりご応募ください。お待ちしております!

 

*1:「グノシー」、「ニュースパス」のアプリ内で配信するプレミアム広告や、運用型広告

*2:Gunosy Adsで取り扱う広告商品を、独自のロジックで外部のメディアパートナーに配信する広告アドネットワーク

*3:エンジニアが使用しているコード管理ツール

*4:データの操作や定義を行うためのデータベース言語

*5:メディアが広告枠をマネタイズする際、複数のアドエクスチェンジに対し一斉に広告リクエストを送ることができる仕組み。多くの海外メディアではすでに導入されている。