株式会社Gunosy ALLHANDS 運営メンバー 集合写真

今回は、Gunosyが半期に一度開催している全社イベント「ALL HANDS」の運営メンバー5名に集まっていただきました。2024年7月に「締め会」から現在の名称へと刷新されてから約2年。

全員が本業を持ちながら、なぜ彼らは「有志」としてこの巨大なイベントを支え続けているのか?その舞台裏と、試行錯誤によって生まれた「組織への想い」を、熱量たっぷりの座談会形式でお届けします!

■ メンバー紹介

迫さん :総務/役員秘書・広報マネージャー。全体設計、関係部署との調整、最終判断を担当。

伊藤さん:新規事業開発室デザイナー。クリエイティブ全般を担当(ビジュアル、動画、アイテム)

谷井さん:広告営業。会場選定、予算管理、当日のロジ周りを担当。

小泉さん:エンジニア。コンテンツ企画、ルール設計、台本作成を担当

本多さん:エンジニア。コンテンツ企画、ルール設計、台本作成を担当

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過去を振り返る場から、未来へ目線を合わせる場へ

―「締め会」から「ALL HANDS」へと名称や形式を刷新して2年が経過しました。改めて、その変更に込められた「意志」を教えてください。

迫:以前の「締め会」は、事務局内で目的は定義されていたものの、イベントを通じて何を伝えたいのか、何のための場なのかが参加者に伝わりにくいという課題がありました。そこで、単に過去を振り返って「締める」のではなく、次の半期に向かって全社で目線を合わせる場にしたいという思いから、2024年7月に「ALL HANDS」へと刷新したんです。

伊藤:きっかけは2024年1月のオンライン開催時でした。配信背景のデザインを依頼された際、イベント全体のコンセプトや統一されたイメージがないことに気づき、デザインの観点から「もっと良くできるのではないか」と提案したんです 。当時の会社は少し下を向いている印象があったので、表現の力でメッセージ性を高めたいと考えました。

迫:刷新にあたって意識したのは、盛り上がることだけを目的にしないこと、そして場当たり的にやり方を変えないことです。単なるイベントではなく、参加者全員が「ALL HANDSはこういう場だよね」という共通認識を持てる「文化としての体験作り」を、初期から大切にしてきました。

―この2年間で、特に「進化した」と感じる手応えはありますか?

谷井:物理的な変化として大きいのは、コロナ禍以降オンラインが中心だった開催形式を、予算が限られる中でも「物理的に会える」オフライン開催に踏み切ったことです。また、名称を「締め」という後ろ向きな言葉から、未来志向の「ALL HANDS」に変えたことで、イベント自体の空気感もポジティブなものに変わったと感じています。

本多:運営側が一方的に発信するのではなく、「みんなで作る」という姿勢が定着しました。景品やコンテンツ、さらには席順に至るまで、全従業員のアンケート結果を反映させるなど、全員を巻き込む運営へと移行できています。

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有志チームとしての葛藤と突破

―メンバーの皆さんは全員メイン業務を持ちながらの「有志参加」です。実際、どのように時間を捻出し、プロジェクトを進めているのでしょうか?

迫:各事業部のメンバーが集まっているので、メイン業務に支障が出ないよう、無理なく関われる形を模索しています。イベント開催の2〜3ヶ月前から週に一度、30分程度の定例ミーティングを行い、そこで役割分担や進捗確認を行っています。

伊藤:初回の立ち上げ時は動画フォーマットや全体のデザイン制作など、正直かなり作業負荷が高かったです。そのため、普段の業務が終わった後に作業時間を確保したり、この活動を自身の目標に入れて上司に相談したりすることで、周囲の理解を得ながら進めています。最近では、非デザイナーでも扱えるデータを用意するなど、属人化を防ぐ工夫もしています。

谷井:私は入社1年目ほどのタイミングで、数百万規模の予算が動く会場選定という大役を任されました。最初は大きな決断にビビりそうでしたが(笑)、チーム内で相談しやすい環境だったおかげで、回を重ねるごとに「何を優先して決めるべきか」という仕事の勘所が分かり、今では効率的に進められるようになっています。

―意見が分かれた時や、困難に直面した時の「判断基準」は何ですか?

迫:実は運営内で激しく意見が対立することはほとんどありません。共通の軸として、コンセプトに沿っているかはもちろんですが、「事務局である自分たちも楽しめているか」という視点を大事にしています。

小泉:ただ、オペレーションの細部では苦労もありました。ホテルの食事提供で想定外の行列ができてしまったりと、イベント運営のプロではない私たちらしい失敗もありましたが、それらもすべて次回の改善に繋げる学びになっています。

株式会社Gunosy ALLHANDS グッズ サイネージ

運営に携わって初めて見えた「組織を見る視点」

―実際に関わってみて、参加者だった頃とは「見え方」が変わったと感じる部分はありますか?

小泉:エンジニアという職種柄、以前は横のつながりを感じにくい環境にありました。しかし運営を通じて、普段接点のない他部署のメンバーと一緒に何かを作り上げる機会は、とても大きな刺激になっています。Gunosyで働いているという実感を、より強く持てるようになりました。

本多:コンテンツ一つとっても、参加者として「面白い・面白くない」と判断するのと、作る側で「多種多様な従業員全員に刺さるものを考案する」のとでは、難しさが全く違います。だからこそ、今はアンケートの結果一つひとつを「どう反映すればもっと良くなるか」と必死に考えるようになりました。運営の裏側を知ることでイベント自体への感謝の気持ちも芽生えましたね。

伊藤:準備期間の雑談や打ち上げなどを通じて、本体の事業部が今何をしているのか、現場の温度感を知ることができました。これは業務だけでは得られない経験で、会社に対する視野が大きく広がったと感じています。

―印象に残っている「こだわり」のエピソードはありますか?

迫:単なる「場」の提供ではなく、ALL HANDSという「空間作り」と「体験価値」には徹底的にこだわっています。

本多:前回の表参道の会場では、各席にロゴのラベルをつけたポテトチップス(プリングルス)を配置したり 、始まる前のワクワク感を出すために進行表を工夫したりと 、参加者が気づかないような細かい部分にも遊び心を忍ばせています。

株式会社Gunosy ALLHANDS グッズ Tシャツ 作成風景

未来への展望

―これからの「ALL HANDS」が目指す姿について教えてください。

:現在は「旗」をモチーフにしたコンセプト(Flagship Future)を掲げています。これは、会社が正解を示す場ではなく、全員が同じ旗を見ながら、それぞれの立場で「小さいけれど大きな一歩」を踏み出せるようなきっかけになる場にしたいという願いを込めたものです。今後もこのコンセプトを大切にしながら、デザインや見せ方を工夫し、常に新鮮な期待感を持ってもらえるイベントに進化させていきたいです。


今回のインタビューを通じて、職種も年次もバラバラな5人が、本業の傍ら「自分たちも楽しむ」スタンスで場を創り上げている姿が印象的でした 。数百万の決断や細部へのこだわりを自身の成長の糧とする彼らの熱量が、Gunosyの一体感を支える大きな原動力となっています 。

「ALL HANDS」という場は、こうした有志の試行錯誤によって常にアップデートされています。特定の誰かの役割と決めつけず、誰もが「同じ旗」を見つめながら関わっていけるこの柔軟さこそが、今のGunosyらしさなのかもしれません。

運営メンバーの皆さん、ありがとうございました!

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投稿者 gunosiru