2023年3月13日、Gunosyは女子プロゴルファーの西村優菜プロとスポンサー契約をしたことを発表しました。またプレスリリース発表と同時刻、都内では記者会見を開き、報道陣の前で、当社が行う支援内容についてお話しました。この会見は今季から米女子ツアーを主戦場とする西村プロの渡米前最後の公式の場ということで、会場には多くのメディアの方が集まりました。

(写真

右:代表取締役社長 竹谷祐哉

中:西村優菜プロ

左:Gunosy Tech Lab副室長 小澤俊介)

スポンサー契約開始に伴う支援内容は主に2つです。

ひとつは、発信力支援です。

「西村優菜プロ 特集タブ」として、当社の情報キュレーションアプリ「グノシー」内にオリジナルタブが登場し、各連携メディアの西村プロに関わる記事をまとめ読みできるようになりました。こちらのタブを活用し、今後ご本人のSNS、ファンコミュニティとの連携も可能です。また「グノシーオリジナル記事」として、試合後のコメントやオリジナルインタビューの様子も掲載を予定しております。米女子ツアー参戦のため日本を離れる機会が増える西村プロの動向を継続して発信いたします。

ぜひ特集タブ&オリジナル記事をチェックしてみてください!

もうひとつは、データ分析支援です。

日本の女子ゴルファーではまだ少ない、プレーデータの分析サポートを行います。ショットごとのデータを蓄積し、プロキャディー佐藤賢和氏監修のもと、Gunosyの研究開発機関、Gunosy Tech Labが解析していきます。

通常のデータを分析する際にもGunosy Tech Labがまず行うことは、データの正しい蓄積とデータ量の確保です。今後西村プロの各試合のデータ蓄積を開始いたします。具体的にはライ、残り距離、結果のほか、それらが意図通りだったか、ミスの場合の原因は、といった、客観的なデータだけでは取れないデータも残していき、これらを解析に活用していきます。

データを元に解析していくイメージとして、例えばパターでは、何%の確率で意図通りに結果を残す、あるいはミスをすることがある。ミスをする際は、メンタル、タッチ、打ち出し、ラインのどれかであり、例えば打ち出しのミス確率が相対的に高い、などです。

今後は年間を通して、ご本人でも自覚できないようなレベルのプレー傾向を可視化していけるよう、分析を行っていければと考えております。仮説をデータで検証し実証していくことや、西村プロご本人のプレーとマネジメントを最適化する材料にしていただけるようにと考えています。

実は海外では、プレーの傾向をデータで解析し、可視化するシステムが普及しています。日本でもナショナルチームなどが導入していますが、使用料が大変高額なため、個人での活用例はほとんどありません。その意味でも、この取り組みは興味深いと、会見前におっしゃっていました。

ちなみに会見で西村プロは「ナショナルチームにいた時代から記録しています」「1試合1冊のヤーデージブック(プレー上の細かなデータを記録するノート)に記録しています」「細かいところも可視化できるのが楽しみです」「2年前くらいまではデータはしっかり残っています」など、データを基に組み立てるゴルフがご自身に合っているというお話をされていました。

Gunosyがなぜ西村プロを支援を開始したかというと、Gunosyの行動指針である「Gunosy Pride」、特に4つの指針のうち「サイエンスで機会をつくる」という言葉に共鳴したからです。これは特に支援内容にある「データ分析支援」に重なり、西村プロのプレーにデータ活用を取り入れることに興味をお持ちいただいたことが当社の理念とマッチしました。

先週中にはすでに渡米を果たし、挑戦を始める予定の西村プロ。会見の際もとびきりの笑顔がとても素敵でした。Gunosyは陰ながら応援しております!更なるご活躍を願っております。

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自分の領域を決めつけることなく、サイエンスで機会をつくり続けるトップランナー。

投稿者 gunosiru

株式会社Gunosyの人事部、広報、役員秘書、ライターから編成されたGUNOSIRU制作チームです。